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「コンテンツを作ることが出来ますか」

日経メディカルに珍しくe-ラーニングというキーワードが含まれた記事が出ました。



ここでは日本医師会がe-ラーニングで教育コンテンツのリリースを増やしていくということが書かれていますが、昨年から異なる業界でも「今までは集合型でないと認められなかった認定がオンラインでの受講で認定が下りるようになる」という情報を耳にすることが増えてきました。以前(数年前)、海外の方から「日本は遅れているね」と言われたこともありますが、オンライン上でのコンテンツ提供が増えていく流れを耳にすることが日本でも増えてきたように感じます。


表題の「コンテンツを作ることが出来ますか」という問いは、前職からの卒業を決めて、外資系企業のオファーからの面接の際に聞かれた問いです。もちろん集合型研修のプログラムの開発に加わった経験は職務経歴書に書いているはずなので何を聞いているんだろうと最初は思いました。その会話の流れで「Adobe Captivate とStoryline 、どちらが得意ですか」と更に問われ、そもそもの問いが「オンライン上で提供するコンテンツを作ることが出来ますか」という問いだったことを認識することになったのは振り返ると一年前のことです。




そこから興味を持って、調べていくうちに、Adobe Captivateを学ぶことになるのですが、アメリカでは企業の教育担当者の方がコンテンツ制作を行うことが多いように思います。それは、オンライン上のコミュニティでも感じますし、講座で学んでいる際にも教育担当者の方が「どんどん作って(LMS*)のせてるのよ」と自己紹介すると「私もそう」と多くの方が反応していました。




まだ日本ではご自身でコンテンツ制作をする教育担当者の方は少ないように思います。

それは、日本ではe-ラーニングというと「作りこまれた映像」のイメージが強いことや、提供者側が完璧なものをリリースしなければならないという思考が強いことに起因するように思います。


では、AdobeCaptivate(2019版)では何ができるのか。

数多くのメリット、魅力があるAdobe Captivateですが、AdobeCaptivateを利用することによって、スピーディにコンテンツを制作することが出来る、これがまず一番大きなメリットだと思います。


提供者側がスライドを元に講義を行う動画はスライドと提供者が話すものを合成する手間がかかります。(クロマキー合成とも言われるものです)撮影して、編集して、調整して…「プロに頼まないと出来ない」と思う方も多いでしょう。この制作がパソコンのカメラに向かいながら、スピーチを行いながらモニター上でスライドを表示していけば、5分のコンテンツなら、5分実際に進行し保存すれば、あとは音量の調整や要らない部分のカットをすることにより、リリースするコンテンツがどんどん仕上がっていきます。最初に作った時の「はやっ!」という感覚は今でも自分の中に残っています。


また、今はスマートフォンやタブレットで学習する方も増えていますが、パソコンを基準にコンテンツを制作すると、スマートフォンでは画面が小さい、文字が小さい、または操作出来ない、といった状況になってしまいます。自動的に表示サイズにあわせて調整がかかるもの(これはレスポンシブデザインと言われます)、「スマホでも表示が快適な状態なんて、自分にはなかなか作れないだろう」というイメージを壊してくれる機能があります。それは画面上で枠を設置することにより、その枠を基準に表示を調整してくれるものです。「Fluid Box」という機能ですが、これを使うことによって、スマホでも大きなモニターでもその画面にあうようコンテンツを調整し、表示してくれます。

またそのFluid Boxを使うことが難しい方は、Adobe が提供している豊富なテンプレートを利用すれば、レスポンシブ対応のコンテンツの制作を進めていくことが可能です。

2019年秋のアップデートでテンプレートの数が追加され、利用できる種類が増えたことから、コンテンツの内容にあうテンプレートを選択しやすくなったと思います。






もともとはアプリケーションの操作を解説するコンテンツを作る時に強いと言われていたツールだけあって、画面での操作をスライドに残してくれる機能もあります。新しいソフトウェアを導入する方やリリースする方には一番にご説明したい機能です。


色々書きましたが、コンテンツを買うのではなく、コンテンツを作ってもらうのではなく、スピーディに自分自身がどんどんリリースしていく必要性を感じているという企業の担当者の方や、「オリジナルコンテンツをどんどん作っていきたい」という個人の方にもっと認知されていくといいなあ、使っていただけるといいなあと願っています。

Adobeのホームページで動画や説明を確認することができますので、ぜひご覧になってください。 Adobe Captivate (Adobe のホームページ)


また、相談に乗って欲しい、説明を聞いてみたいという方はぜひお気軽にご連絡ください。初回の1時間までのご相談は無料です。集合型研修の一部を、または全体をオンライン上での提供で考えていかなければならないという状況になった場合も焦らずにまずはご相談ください。お気軽にどうぞ。(ZOOMやSKYPEの利用となります。訪問をご要望頂く場合にはレクチャー実施費用がかかります。)


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